「あー喉乾いた。」 『そうだねー。』 そう言いながら、茜さんの隣を一緒に歩く。 さすがという訳か、演技もうまい。 負けてられないね。 『あ!そういえば私、何か持ってたような…。』 がさごそと持ってる鞄の中を探す。 でも 『……。』 「……どうした?」 鞄には凍った宣伝のココアが入っていた。