男装少女はアイドル②【完】



「…面白い。その提案に乗ろう。」


監督はあたしの提案を快くOKを出してくれた。

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「テメェ、どういうつもりだよ。」


あたしをセットの影に連れてきて睨んだ。


『さっきのままが良かったですか?』


多分あたしくらいしか気づいてないだろう。


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『監督、ギャップが撮りたいんですよね?』


「ああ。そうだが……?」


『なら、女装男装なんてどうですか。』


「…面白い。その提案に乗ろう。」