男装少女はアイドル②【完】



どうしたことか、黒いオーラを放つ結城さん。


『?』


「……女がなんでここに居るんですか。」


『はい?』


女?え、桃子さんそのままだし…。

あ、あたし?


急いで後ろ隣に置いてある桃子さんの鏡を手に持ち、

自分の顔を見た。


『!』


顔から血の気が引いて青くなっていったのが分かった。