男装少女はアイドル②【完】



「大丈夫よ、仕事はキッチリしてくれるし。」


思ったことが顔に出てたのか、笑顔つきで答えてくれた。

そっか…、ちゃんとやってくれるのか…。


『でもコミュニケーションとかって苦手な人ですよね。本当にできるのかな。』


「確かに…。まぁなかなか心開かない子だけど、気長にやってけばいいわ。」


桃子さんが言った時、

社長室のドアがノックされた。


もしかして…?