________ ____ 「泣き止んだかしら。」 ズズッと鼻水をポケットティッシュでかみ、だされた紅茶に映る自分を見て、 「酷い顔だなぁ」と思った。 『ええ、……なんとか。』 「ねえ、その顔って整形なの?」 さっきまでの心配は一体…。 まぁ、悪い人じゃないしいいのかな…? 『陰陽師の術ですよ。それと胸揉まないでいただけませんか。』 「あら、私ったら。てへっ。」