男装少女はアイドル②【完】



「まだマネージャー居なかったわよね?」


確認なのか、あたしはコクリと頷いた。

やっぱり…と独り言を呟く。


「拓哉専用のマネージャーをつけるわ。あなたは特に厳重に注意させないといけないの。」


マネージャー…?

確かにみんなには別々にマネージャーがいた。でも、


『何でですか?』


「…あなたは私の娘だと思ってるからよ。」