男装少女はアイドル②【完】



悔しいけどうまい。

あたしはゴールさせまいと空の方に向かって行く。


「…弱。」


いつもと言葉使いが違うけどイラッときてボールを蹴ろうとした。


でも、一秒差で避けられる。


「お疲れ様。」


『っ!』


ダンッ

ボールがゴールに入ったのか歓声が上がった。