男装少女はアイドル②【完】



「……気のせいかな。今ありがとうって聞こえたような。」


「…俺も聞こえたような気がします。」

ふふっと笑うとセツナは足を止めた。


「それでは、この先、ゲートがあります。…お早めに行ってください。」

「分かった。」

他の4人も頷く。


ゲートに入る前に後ろを振り返えり、

手を振って、あたしはみんなの元へ走った。