男装少女はアイドル②【完】



フッ残念だったな…。


服を一瞬で着替えるのはあたしの得意技だけど、昔はいつも失敗していた。

風を少し操って着替えるから。


『へへ、早いでしょ。』


緩みまくる頬を抑えつつタオルなどを鞄に入れて行く。


「凄いね。」


興味なさそうに、答えが棒読みで帰ってきた。

何と言う……。悲しくなったぞ。