「えーヤダ。」


からかい声で言ってきて、なんなんだと彼を見ると上目遣いをしていた。

何故こんなに似合うんだか…。


まぁあたしは弟より妹派だし、ショートよりポニーテール派だし、

こんなの効かな…。


「ん?」


……なんて効果だよ。


とくだらないことを思いながら

制服などを手にとってから一瞬で服を着替えた。


「あれ?さっきパジャマじゃなかった?」


つまらないと言うように、彼は口を尖らせる。