怪しいなんていう目で見てくるが、あくまであたしの意見だ。
「まぁそんなことは置いといて。」

「そんなことで片付けるんだね…。」


パチンッと手を叩くと現れた。

「分かった?」

「はい、…っといらしたんですかジェダ様。」
改まってセツナはお辞儀すると奈子に耳打ちした。

「…ありがとうお疲れ様。」


「勿体無きお言葉。それでは失礼します。」

ドアが閉まると同時に聞いてきた。


「なんて?」
「秘密。」


まだ教えることはできないため、何度聞かれても言わなかった。