男装少女はアイドル②【完】



メイドがでて行ったドアを見つめながらメンバー達の顔を思い出した。

『ごめんね…。』


「謝るなら戻ったらどうですか?」
『……うるさい。』

気配を消して入って来た奴を見て枕に顔を埋めた。


……あの時のピエロだ。
と言っても中身はドMに出来ている。

『あたしを慰めるつもりか知らないけど今はほおっておいて。』


「え?慰める気なんて最初からないですよ。」

ちょっと傷つくんですけど…。