男装少女はアイドル②【完】



でも誰かが近づいてくる気配を感じて、死角に来た。


「!?」


『(……静かに。)』



茜さんには悪いけど声を出さないように口を閉じてもらった。

目を閉じて気配を消す。


『(……気のせい?)』


可笑しい…さっきまで誰かの気配があったのに。



『……。』


とりあえず場所は移動したほうがよさそうだ。

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