千晴さんは、手際良く髪をコテを使い巻いていき、アップにして、全体をなじませ、だいたいできたらスプレーを使い固めた。
可愛い、髪飾りをしてくれ、自分では、到底できないであろうと思うほど、細かい部分をやってくれ、さすがプロは、違うなと思った。
「うん。基がいいから、何しても似合うわ♪」
「千晴さんのおかげです!こんな綺麗な髪にしてもらった事ありませんよ」
「そう?そんな事言ってもらえて嬉しいわ♪さて、次は、お化粧しましょうか!」
「はい!」
またまた手際良く、下地をし、アイシャドーは、ドレスに合わせて、ピンクを基調にして塗り、アイラインを丁寧にひき、ナチュラルなつけまつげをして、その上からマスカラを軽くして、ならして、頬にピンクのチークをつけ、唇は、こってりとした感じの唇になり、セクシーに見える。
最後に、全体的にならしたら完成した。
どんどん変わっていく自分に驚きながら鏡と睨めっこしてた。
「できたよ♪」
「…………これが私?」
「すごく綺麗。こんな可愛い子いたら、ゆうもほっとけなくて、死ねないわね」
「大丈夫です。ゆうは、死にません。死なせません。」
「そうね♪あずさちゃんがいたら、ゆうは、絶対死なない……。
知ってた?
ゆうは、あずさちゃんと出会って変わったのよ!」
「へ?」
「優しくなった…。温かくなった。」
「え?」

