目が覚めたら、目の前には、ゆうの笑顔があった。

会った時のような、太陽のような笑顔が……


「あずさ、おはよう!」

「おはよう!ゆう」

ガラガラ

勢い良く、ドアが開いた。

「律様のおなーり」

ゆうの上司の律さんが来た。

「今、いい雰囲気なんだから、出てけよ」

「まぁ、いいじゃん!」

「おはようございます!律さん」

「おはよう!今日も可愛いねー」

「そこっ!口説かないで下さい」

「独占欲出し過ぎなんだから!あずさにフラれちゃうよ?」

「あずさって言うのやめろ」

なんだか、二人の会話が面白いくて笑ったら、二人も声を上げて笑った。