パーティー会場は、家から差ほど遠くなく時間内にギリギリ間に合う事ができた。

「よっ!ゆう」

「なんだよ、律」

「俺一応、お前の先輩」

「じゃあ、先輩らしい事すれや」

こいつは、律。
部の先輩だけど、なんでも適当だから、いつもこいつの尻拭いをするはめになる。

「今年こそ、いい出会いを」

「お前みたいなチャラい奴、誰も言い寄ってこねーよ」

「ふっ、俺をナメるなよ!しかも俺には、作戦があんだよ」

「作戦ってなんだよ」

「毎年使えなかったが、ついに今年は、使える!名付けて"ゆうに付いていく作戦"だ!」

「はぁ?」

「ゆうには何もしなくても、女どもが言い寄ってくるから、それを俺が貰うって訳

「勝手にしろ」

「了解でーす」

気持ち悪いくらいの笑顔を向け言ってきた。