涙がひいてきた彩未が

必死に自分の気持ちを伝えようとしてる

「ねぇ、空雅ぁ。
もう疲れたよ…、うち。

それに、空雅もうちのこと好きじゃないんでしょ??じゃあ、もういいじゃん」


そんな彩未がかわいくて、
抱きしめた


「ごめん。まじごめん。
嫉妬した。」

かっこ悪いのを承知で言った

「へっぇ??」


「だって、彩未。男と仲良すぎだし。
俺ばっか必死で、嫉妬して、

だから、彩未も嫉妬してほしくて。

なのに、全然無関心だし、超ムカつくし。」


もう、勢いだーー

「しかも、やっと嫉妬してくれて、
なんか、超かわいくて、嫉妬してくれてると思うと、
もっと嫉妬させてぇ~なぁーって。

まじごめん」