「…そういえば、聖と留奈、 1週間後だよな?誕生日。」 「うん。」 「あぁ。」 そう私達は誕生日が一緒。 どっかのケータイ小説みたい。 後、小説みたいな要素もう一つ。 その日は、私の兄弟の命日。 でも、名前はない。 親はつける気もなかったと思う。 それに、妹か、弟か。 それさえも、わからない。 何もない。