琉愛side
想に助けを求めた。
なのに全然来ない。
「琉愛ぁ.......始めようかぁ~.....」
監督はニタァっと笑う。
それだけでゾクゾクする。
「監督っ」
あたしの服を脱がそうとする。
監督を呼ぶと動きが止まった。
こんな事、したくない。
想としたかったのに..........
「......名前で呼んで?」
「し、知りませんよぉ・・・」
すると監督はあたしに顔を近づけ、耳を舐められた。
「ヤス......ペロッ♪」
何度も何度も舐められる。
「監督ぅ...ヒャッ.......」
「だからヤスだって」
「ヤス・・・」
あたしがヤスと呼ぶと落ち着いた。
そしてあたしはベッドに倒された。
ヤスとあたしは毛布に潜り込んだ状態。
「始めるから」
そう呟いて、服の上から揉まれる。
「やめっ」
「続けて欲しいんでしょ?気持ちよくしてやるからね♪」
ヤスはあたしの体中を服の上から撫で回す。
そして服を上手く脱がされた。
反抗しても男の力にはかなわない。
結局全裸にされた。
「乳......結愛ちゃんよりでかいよ♪」
結愛ってあの結愛?
売れっ子女優じゃん・・・
「どーでもいいです」
「あー....それより続けて欲しいんだもんね?」
「ちがっ」
ヤスはあたしの体中、舐めまわす。
エロ過ぎてついて行けない。
ついて行きたくもない。
想........ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
あたし、想を裏切った。
こんな汚れた女いらないよね?
あたし、想の事忘れるから。
ごめんね?
そしていつの間にか眠っていた。
「おはよう♪」
ヤスはこの通り元気。
嬉しそうな様子から、あった事が理解できる。
〈ドンドンドン〉
「はい?」
あたしは全裸でベッドに潜り込んだ。
「琉愛!いねぇのか?」
「.........想?」
「美羽!」
想はあたしのいるベッドに近づき、あたしに抱きつく。
「なっ////」
想はあたしが裸であると気づき、パッと目を開く。
「脱がされた?」
「俺がもらったー♪」
「ご、ごめんなさぃ・・・」
「あのさ、エロ監督どっか行けよ」

