3日後_



[~~♪]



最近出たピュアな曲が流れた。
この曲結構人気だ。
あたしの携帯だ。
まぁJETLAGには敵わないけど...





電話だ。

【大藏皐月】



あの日来なかったけど、光耀が登録してくれていた。

あの大藏皐月だ。ばれると相当やばい。
だから放っておいた。

「るあー?出ないの?」


「へ?あ、うん」









でもいっこうに鳴り止まない。



「出なよ~じゃあ、あたしが......」


といい画面を見た。

「や、やめてッ!」



「.......は?大藏皐月?」








わっ...ばれた?どーしよ。


電話はまだ鳴り続けている。




「JETLAGのじゃないよね!?」

「ち、違うに決まってんじゃーん!」








「いや、確認」



南は通話ボタンを押した。

「もしもーし?」


《もしもし?大藏。琉愛とバーベキューしたいんだけど、明日空いてる?》



「大藏くんじゃん!琉愛説明して!」








《えっと...琉愛?違うの?》

「お電話変わりました。琉愛です。
 またかけなおします。ごめんなさい」




大藏皐月さんにも聞こえたみたい。