琉愛side
学校でのイジメは無くなった。
睨まれる事は多々あるけど。
学校でも台本を欠かさず見ている。
おかげで・・・
「白石~これ解け
し、しらいしー!白石?」
「ハ、ハイ!!」
突然当てられた。
この先生は、うつむいてる今のあたしのような人をわざと当てるからなー。
鳴琉はファイト!というポーズをしてくれる。
まずは前にでた。
そしてチョークを持つ。
ん?
これ......簡単じゃん。
カッカッカッカッ.....
こんな問題へっちゃら。
「できました.....」
「よ.....よろしい.......」
怪物でも見たかのような顔をする先生。
あたしの顔に何かついてるのかな?
それともあたしがブス過ぎて?
(この問題を解ける生徒は普通いませんから...)
「ねぇ!あたし三鷹璃衣(Mitaka rii)」
「あたしは白石琉愛です・・・」
「仲良くしよ♪璃衣って呼んで!」
「じゃあ琉愛って呼んで?」
やっと友達できたかも・・・♪

