夕陽が沈みつつある。
現在、5時。
皐月が超人気焼きそばが食べたいっていうから、ずっと列に並んでる。
あと、二人。
「はーい!!今日はもう売り切れでーす♪ごめんなさいね...」
えー!!!!!!!!
あとちょっとだったのに・・・
「琉愛.....ごめんな。お詫びに美味いの食べよ」
皐月の家に来た。
モノトーンで綺麗。
趣味のものも綺麗に片付けられてて皐月っぽい。
「じゃあデート記念日に乾杯~♪」
もちろんジュースでね。
「あ、今日はJETLAGERS【ジェットロガーズ】あるじゃん♪みよ」
JETLAGと出会ってからJETLAGの番組を見るようになった。
なんかあたしハマった感じだよね。
パーティも終盤になったころ、こんな話になった。
「琉愛、誰を選ぶ?」
「まだ想としないとわかんない...」
「俺は琉愛の事スキだけど琉愛は俺の事お兄ちゃんって感じだと思う....」
「.......」
「ってわかっててもスキ」
は28歳だよね...
あたしは17歳。
どう見ても恋愛対象じゃないよね。
って思ってたのは出会うまでの話。
今は皐月にキュンキュンするし.....
まあ、こんな切ない感じでデート終了。