「へぇ!アンタやるじゃない...」
「....ありがとうございます」
こんな事で褒められても嬉しくない。
それから何度もぶたれた。
人数も増えた。
「アンタなんか死ねばいいし!」
「アンタが生きてる価値なんてない」
「アンタがJETLAGの隣でいる資格なんてない」
先輩方は....いや、タメもいると思う。
暴言ばかり吐かれ、あたしの心はボロボロだ。
あたしが生きてる価値ない...
あたしは死んでもいい存在....
あたしを必要としている人間などいない。
あたしを必要と........
よく考えればいないのかもしれない。
俳優として大活躍しているお兄ちゃん。
すっごい美人でモデル経験のあるママ。
社長としてスタートし始めたパパ。
そんな家族にあたしみたいなのが入るといけないのかもしれない。
イケメンとは不釣り合いなのも分かってて、それでもJETLAGといるのは楽しくて.....
「おい!なにボーッとしてんだよ!」
南?
「南.......」
あたし親友にまで見捨てられたんだ。
「アンタはクズよ!JETLAGにまで手出してんじゃねえよ!鳴琉様にまで...」
「さっきからクズクズうるせーぞ!てめーら」
へ?
え!鳴琉!!!
「鳴琉様?私達はクズなど言うような酷い人間ではありませんよ」
「じゃあお前らは酷い人間だなー。かわいそう...」
「鳴琉様、誤解です!」
「鳴琉様だと?てめーら夢の国の姫かよ、バーカ!夢でもみてろ」
「琉愛ッ!行くぞ!」
「うん!」
鳴琉...あたしを守ってくれた.....
けど、あの人達には睨まれた。
鬼みたいにケバいよね。
それにJETLAGといる資格を決めるのはあいつらじゃない。
JETLAGだ。

