「琉愛、これめちゃくちゃ美味いよ♪」
「これは私が作りました...」
「こ、これ!すーっごい美味いな♪」
「これも私が作りました。」
「パパ、ママもっと楽しそうに食べてよ」
「「ごめんごめん...」」
ほら、息は合ってるの。
結局はお互いスキ....なんだよね?
多分・・・
「それで琉愛は帰ってくるんだろ?」
「ううん。けどちょこちょこ帰ってくるつもりだよ」
「そーか.....」
「そんなに私と二人きりは嫌なの?」
「俺はただ琉愛といたいって言ってるだけだろ?」
「前はゆーみともいたいって言ってくれてたのに?」
「ママ、パパ落ち着いて!!.....もう喧嘩なんかしないでよ。もっと笑ってよ」
「ほら、前はデート行ってたじゃん♪」
「仕事が忙しくてそんなの行ってる暇なんてねーよ」
「もういい.....」
あたしは電話をかける。

