「何が終わったんだ?」
この....声はっ!!
急いで涙を拭いた。
「なんでもないっ」
あたしは必死で走った。
「おい!待てよっ」
想の足に勝てるはずもなく、追いつかれた。
「触らないでよっ........さよなら」
あたしは最後の別れを告げ、たまたま来たタクシーに乗った。
「○▲町へお願いします...」
「はい。けどお嬢さん大丈夫?」
「....だ、だいじょーぶですよ!」
大丈夫なわけない。
「あれ?tulipちゃんかな?」
「いえっ、似てますか?」
「すごい美人さんですね」
「ありがとうございます」
「ところで○▲町へは何しに?」
「気分転換です」
「そうですか・・・」

