もしかして熱あるか?
そう思って琉愛のおでこに手をあてる。
「うわっ...」
すごいあつい。
俺は不安になって、想さんに電話した。
「もしもし」
《もしもし鳴琉?久しぶりだなー...》
こっちも元気がないように見える。
「琉愛となにかありました?」
《なんで》
「琉愛、調子悪いんです。今も寝込んでるよ」
《そうか......》
「俺もうどーしたらいいかわかんねーんだよ」
《......相談乗りますから、てか話聞きますから今からでも来てください》
「光耀いねぇか?」
《今・・・、仕事出かけてます》
「わーった。行くわ」
そして電話を切る。

