「それでは会見を終了したいと思います」
それからも質問はたくさんあったけど、無事終われたーー!
安心。
拍手で見送ってくれた。
「わっ!暗っ」
暗幕の裏側だから暗い。
しかも眩しいとこから来たから余計だ。
―――――――グラッ
「きゃっ!」
「おい、気をつけろよ。」
「ご、ごめん・・・」
あたしは、床に落ちていたプラグに引っかかってズッコケた。
はずかしー///
「疲れたろ」
「そんな事ないよ。大丈夫!」
「そうか?ま、これからもっと忙しくなるけどな」
「ドラマかぁ・・・」
「俺がいる限り、ミスは許さねぇ」
「は?」
「冗談だけど。まぁできるだけな.......」
「うん頑張るっ」
ドラマのセリフ覚えないと結構切羽詰まってる。
相手が想だからプレッシャーだ。
それと、【証し】の最終話を撮らないといけない。
仕事で忙しいのはいい事なんだけどね。

