「琉愛、久しぶりっ」



「璃衣........」


あたしは璃衣〈Rii〉を抱きしめた。



璃衣....璃衣だけは、あたしを信じてくれたよね。



イジメられてる事になんの戸惑いもなく普通に一緒にいてくれたよね。







なにも聞いてこなかったよね。




あたしの気持ち、一番に考えてくれてありがとう。




それが、璃衣の優しさだったんだよね。








「信じてくれてっ.......ありがとうっ!」






そしてあたしはもう一度、璃衣を抱きしめた。