...闇の中で舞う蝶

- 将人(父) -

琉「稀螺、帰ってきたか?」

父「まだだ...」

母「どうしたのかしら…。
急に総長もやめるし...」

父「本当に銀嶐は潰されたのか?」

琉「あぁ。
情報に出てる」

母「じゃあ、なんでッ…」

琉「父さん達は稀螺が仲間に言った言葉、
本音だと思うか?」

「「思わない」」

琉「だよな…。
俺も、おもわねぇんだよ。」

何かがひっかかるんだよな。
ん?
ちょっとまてよ…

父「おい!!
銀河の名字はなんだ?」

琉「そういやぁ、聞いたことねェ。」

母「私も分からないわ」

父「調べるぞ。」





…やっぱり、な。

父「銀河の名字は二条、だ。」

母「それって...稀螺の本当の!!」

琉「それを、稀螺はわかってた…?」

父「銀河のことだ。
言ったんだろう。

稀螺は優しいから、な。
本当の親じゃない俺らに一条組が
犠牲になってほしくないとでも
思ったんじゃねぇのか?」

琉「それだったら、銀嶐が
つぶれたってことは…?」

父「あぁ。
嘘かもしれねっ」