「妬ける」 鶴賀君は私にキスしてきた。 「きゃあああ! 鶴賀君がキスしてるう!」 女子達が騒いだ。 もう、何処構わずキスしないでよ! 「つーちゃん顔真っ赤で可愛い。大好き」 「うっさい!」 鶴賀君のキスは優しくて大好きだ。 好きって気持ちが伝わってくる。 こんなにも最高な彼氏がいるのに幼馴染みのことばっか考えちゃって、私は最低だ。 私は鶴賀君が好きなんだから。 鶴賀君との楽しいことばっか考えてたら良いんだから。 何も迷うことはない。