ニコッと笑顔をくれた未来くんから水を受けとると、キャップを開けてゴクゴクと飲む、奏くんと私。
カラッカラの喉水が通るたび潤っていく。
水が凄い美味しく感じる…。
そう思う自分に、内心苦笑いする。
「にしても、奏が俺ら以外にあんな風に叫ぶの久しぶりだな」
「しかも、女の子にねー」
「おい。お前らにそんなに叫んだら記憶ねーぞ」
「反抗してないから、記憶にないんだろ」
てことは、反抗した私はちゃっかり記憶に残ると…。
てゆうか二人とも、反抗しないんだ。
あれ、でも俺ら以外。
久しぶり…。
「久しぶりってことは、前に誰か叫んだことあるの?」
「うん、前に1度ね」
「あの時もうたちゃんみたいに反抗して、ぎゃーぎゃー騒ぎだったよ♪」
ぎゃーぎゃー騒ぎ…。


