「んっー!いい眺め。」
「本当だ。」
今、学校の屋上にいるんだけど結構景色がいい。
哲はそのままごろっと寝転がった。
「哲、寝るの?」
「寝ないよ。寝たら夢が一人になっちゃうじゃん。」
哲は金髪に近い柔らかい髪をふわっと揺らした。
本当に素直でいい子...。
「ねぇ、夢。俺ら一緒の学校で一緒の学年なのに家に来たとき気づいてなかったの?」
「うん。ごめん。私、顔とか名前覚えるの苦手でさ。」
しかもこの学年かなり人数多いですから。
「俺は、夢のこと知ってたよ。俺だけじゃない。2人も。」
「え...?そうなの。」
知っててくれたんだ。
こんなアイドルたちに知られてるなんて私も幸せ者なのかな。



