彼女は、私だもん。 空哉くんに聞いてみればいい話。 ただの友達に決まってるよね。 「あ‥‥」 そう思っていた矢先。 女の人が、空哉くんの腕に自分の腕を 絡ませた。 きっと‥仲いいんだよ。 そう自分に言い聞かせる。 しばらく見てたけど、 2人は人混みに紛れて分からなくなった。 ------------------