手紙を読み終えると封筒の中から写真を 取り出した。 そこには2年前と変わらない鈴蘭の笑顔があった。 「変わってねーな」 心の中で呟いた。 この笑顔に何度助けられただろう。 鈴蘭の気持ちが伝わった。 「もう、迷わない。」 鈴蘭がいるから俺は強くなれる。 俺の進むべき道は決まった。 たくさん悩んだけれど・・・ 俺にはこれしかない!!っと思った。