「じゃあおばあちゃん、あたし行ってくるね。」



「気を付けるんだよ?」


あたしはポニーテールを解き霊力を解放すると瞳はグレーに、髪は金髪に変わった。



あたしの今の姿は上は薄いピンク色の着物に濃い目の紫の袴。

腰には黒い鞘に抜刀すれば瞳と同じ刃が見え、柄は赤と黒の刀が大小。


刀は妖魔や夢魔を倒せる妖刀。


髪は金髪に瞳はグレー。


なんとも不思議な格好をしている。



「ミッ!!」


「あ…レオも来るの?」



いつの間にかレオは助走をつけあたしの右肩に飛び乗っていた。



レオはあたしの大切な親友兼右腕的存在で体は真っ白の毛並みに目はスカイブルー。


首には瞳と同じ首輪を巻き金の鈴を付けている。


見た目は普通の子猫にしか見えないが…実際は立派な妖怪。


このサイズがあたしの肩にちょうどよく乗るためこの普段は姿でいる。