杉田さんの片手が私の体から離れたからだ。
落ちる!と思った私は耳から手を離し、杉田さんの胸にしがみついた。
『平気か?』
背中とお尻にに何かが当たる。
車の中へと座らされたと気付く。
閉じてる目を開くとコートの中を覗き込んできてる杉田さんと至近距離で目が合った。
『今車出すから。』
そして離れる杉田さん。助手席のドアに手をかけ閉めようとした時だった。
下を向いてた私の目に、杉田さん以外の足が視界に入ってきた。
ドクン…
体が波打つ。
『嘉島!話がしたいんだ。』
そういって肩を捕まれ、正面を向いてた体をドア側へ向かされる。
頭から覆っていたコートが少しずり落ちる。
顔が半分だけ出てしまった私の目に映ったのは、
雪まみれになって鼻を真っ赤にさせた森田君だった。
「い…や。離し、て。」
.
落ちる!と思った私は耳から手を離し、杉田さんの胸にしがみついた。
『平気か?』
背中とお尻にに何かが当たる。
車の中へと座らされたと気付く。
閉じてる目を開くとコートの中を覗き込んできてる杉田さんと至近距離で目が合った。
『今車出すから。』
そして離れる杉田さん。助手席のドアに手をかけ閉めようとした時だった。
下を向いてた私の目に、杉田さん以外の足が視界に入ってきた。
ドクン…
体が波打つ。
『嘉島!話がしたいんだ。』
そういって肩を捕まれ、正面を向いてた体をドア側へ向かされる。
頭から覆っていたコートが少しずり落ちる。
顔が半分だけ出てしまった私の目に映ったのは、
雪まみれになって鼻を真っ赤にさせた森田君だった。
「い…や。離し、て。」
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