「朔眞さん、海李さーん!!」
向こうから俺達の名前を呼びながら走ってくる、海月(ミヅキ)。
DARKのメンバーだ。
……一応、な。
後から悠(ユウ)も走ってきた。
「お前らどうした?」
「KILLが!」
若干興奮気味の海月。
「KILLが?」
「共闘だって。
メンドイらしい」
興奮しすぎて話せない海月の代わりに、悠が答えた。
「なんだそれ…
そんなこと言うのどうせ春川だろ」
「正解」
そんなやり取りをしながら、朔眞と悠はグランドに向かった。
「海月」
その後を追おうとした海月を、俺は呼び止める。
「お前…KILLに入りたいんじゃなかったのか?」
そしてそう問い掛ける。
「……入りたいッスよ。
けど俺の力じゃ到底KILLなんかに入れないんで。
空鈴龍と同じ高校の名を語れるだけで、十分ッス…」
そう言って海月は走っていった。
…全然、十分そうな顔、してなかったぞ…
―海李side end―


