*side 良人*

ー西藤家ー

今日は、僕の家に僕と紫子と絆那と流星と琉南ちゃんと銀士くんと春樹と野田さんが集まった。

これからどうするかっていうのを決めるためにみんな集まった。

春樹と野田さんには、紫子と銀士くんのことを話した。

だって、紅園と蒼園にとりつかれてたからね。

それでも、紫子と銀士くんのことを秘密にするってのもおかしい話だし。

「良人、はい、アイス。
 みんなで食べてね~。」

「ありがとう、姉さん。」

「うん。
 私、これから仕事だから、出掛けるときは戸締りしっかりね。」

「うん、わかった。
 いってらっしゃい。」

「は~い、いってきます。」

「お前のお姉さん、可愛い~……。」

「春樹、僕の姉さんをそういう目で見ないでよ。」

「みてねーよっ!!」

本当かなぁ……。

この話は置いといて……。

「これからのことについて、話合おうよ。」

『ボクアイス食べる。
 早く食べないと溶けるよ~。』

「あたしもたーべよ♪』

「桑原、俺にも取って。」

「はい、流星くん。」

「さんきゅ。」

なんかこの2人はイイ感じ!!

まぁ、アイス食べ終わってからでも良いよね。

話合いは。

「僕にもちょうだい!!」