少しばかり不幸な僕と少しばかり怖い魔界人


*side 紫子*

ー一方で……ー

『ん~どこだろ、ここ。』

「どこだ?!」

ここにいるのは、ボクと流星と絆那。

「ねぇ!! あれ!!」

絆那が指差す方向を見ると……

蒼園がいた。

『ここは俺が"ワープ"で連れてきた、日本のどこかだ。』

『良人たちはどこだ?』

『さぁ……。
 もしかしたら、紅園に今頃殺されているかもしれんな。』

「「『?!!?!??!』」」

やばいよ!!

早く、蒼園倒して良人のところに行かないとだ!!

『俺は王から紫子を始末するように言われてる。
 こんなことはしたくなかったんだがな……。
 仕方ない……王の命令だ。
 遠慮なくいかせてもらぞ!
 紫子!!』

『じゃあ、ボクも遠慮はいらないね。
 絆那、流星、下がってて。』

蒼園は、道具は使わずにやるやつだ。

でも、波動とかゆうやつを自由に操れるから、気を付けないと……。

ボクだって剣は得意じゃない。

素手……かぁ……。

よしっ、やるしかないよ。