紅梅サドン

ルノーも僕と話している内に、ワインを飲み過ぎたのか、そのまま横になって眠ってしまった。

ルノーの傍に、透明なワインの瓶が三本も転がっている。

ルノーはルノーなりに、今日の事を心配してたのかーー。


冷房の下でスヤスヤと眠りに付いてしまったルノーに、僕は黄色の薄い毛布を掛ける。

その毛布にくるまったルノーの小さな姿が、産まれたての純な赤ん坊みたいで、僕は少し笑ってしまった。