水色の絵の具をこぼしたような空。 雲一つない青空に、飛行機雲が落書きをする。 そんな大きなキャンバスを見上げた。 忘れたくても忘れられない。 思い出に出来ないあの日。 オレは未だにあの日のことを引きずってたんだ――。