まりあが部屋を出たら長い足を組んでソファーに座る悠汰が目にはいる 「ゆうたん!」 呼べば驚いたように悠汰は総長部屋の扉のほうを見た 悠汰は立ち上がる まりあは「ゆうたん~」と半泣きで悠汰に抱きついた 「どうした?」 悠汰の優しい声にまりあは悠汰にさらに強くしがみついた 「……ゆうたんが、」 「ん?」 「起きたらゆうたんいなかった」 悠汰はまりあの可愛いらしい発言に苦笑する