ホントの初恋

私が着いたときにはみんなもうデートすることになっているデパートにいた。

「ごめん。遅くなったっっっ。」

私を一番に見つけてくれたのは晴希だった。

だけど返事をしてくれたのはみよだった。

「いいよ~。」

って笑顔で返してくれた。

このみよの笑顔の裏にあるものを知らずに私はホッとしていた。