バタ子「今日も一日ご苦労様、はい、新しい顔よ」





アンパンマン「ありがとうバタ子さん、でも今日はバイキンマンにも会わなかったしどこも汚れていないよ」






バタ子「駄目よアンパンマン、今日は暖かかったしあんが悪くなっているかもしれないでしょ」






アンパンマン「でも……」





バタ子「とにかく新しい顔に変えた方がいいわ、私が変えてあげる」





アンパンマン「あっ」





バタ子さんは僕の頭を掴んで外すと机の上に置いた。






僕は新しい顔をつけられた自分を見上げた






彼は不思議そうな表情で僕を一度だけ見た






そして僕は捨てられた。