前半の試合は快調に進んでかなりの差をつけていた。 「俺ちょっと抜けます」 休憩時になぎさに会いたいから先輩に許可を取って会場から出た。 ここの会場はよく来る場所だから、なぎさがどこにいるのかは分かる。 急いでその場所に向かった── 「えっ、」 だが、その場所になぎさはいなかった。