「香織さん、ありがとうございました」 「いいって、じゃ、また連絡して」 「はい、」 お礼を言うと車の窓を閉め、走り去った。 春だけど、夜はちょっと肌寒い。 上着のポケットに手を入れながら家路についた。 公園から家はそんなに遠くない。 着いたのはあっという間だった。