うちがそう聞くと、 2人は驚いた顔をしてうちを見た。 …なに? 「ゆうちん…?嘘…やんな……?」 七海がそう聞く。 「嘘ちゃうよ…。ほんま誰なん…? うちにとって、どういう人なん……?」 うちは必死で頭の中で 『修ちゃん』の名前を探す。 七海は、うちの親友。 そして蓮は彼氏。 …それ以外、他に誰がいるんよ。 「ゆう…」 蓮が無言になる。 結局、何も分からんまま2人は帰っていった。