the second 〜永遠の恋人〜

『どうした?』

優しい声で腰に回された未音の手を撫でる。

『見捨てないでね…』

『当たり前じゃないか。俺と未音は共犯者だ。もうどちらかが裏切るなんて出来ないよ。永遠に…永遠に一緒だ』

それでもこのまま弓暢と別れるのが名残惜しく手を離す気になれない。

そんな未音を弓暢は強く抱きしめた。

『大丈夫だ、未音は何も心配するな。未音は悪くない。俺が守ってやる』

『ほんとに?』

未音の問い掛けに弓暢は無言で頷き唇を合わせた。

未音も夢中で弓暢に答える。

永遠のような一瞬が過ぎ、弓暢は未音の両肩を持って体を引き離した。

『行かなくちゃ』