そんな未音の気持ちを察したのか弓暢が言葉を発した。
『分かった…先生の言う通りにする』
『そうか、いい子だ』
何時もの優しい笑顔で未音の頭を撫でる。
こうやって弓暢に頭を撫でてもらうのが未音は大好きだった。
たまらなく安心する。
しかし慶子を詰めたトランクは予想以上に重かった。
廊下に出ればキャスターで移動出来るが、段差は通れない。
それに出来るだけ人目には付きたくない。
苦労してエレベーターに乗せ一階フロアに出る。
幸い此処までは誰にも会わなかった。
開かれてきたとは言っても新宮市の夜は早い。
一部の歓楽街を除けば今のように深夜1時に人ひとり通らない無人の街と化すのである。
そのまま表には出ず階段脇を通る。
『分かった…先生の言う通りにする』
『そうか、いい子だ』
何時もの優しい笑顔で未音の頭を撫でる。
こうやって弓暢に頭を撫でてもらうのが未音は大好きだった。
たまらなく安心する。
しかし慶子を詰めたトランクは予想以上に重かった。
廊下に出ればキャスターで移動出来るが、段差は通れない。
それに出来るだけ人目には付きたくない。
苦労してエレベーターに乗せ一階フロアに出る。
幸い此処までは誰にも会わなかった。
開かれてきたとは言っても新宮市の夜は早い。
一部の歓楽街を除けば今のように深夜1時に人ひとり通らない無人の街と化すのである。
そのまま表には出ず階段脇を通る。


