the second 〜永遠の恋人〜

紗耶香は経験が豊富にありそうで、何時もリードしてくれる。

でも行為が終わると決まって何時もの無愛想で近寄りがたい紗耶香に逆戻りしていた。

尚人の答を待ってもくれない。どうしようか悩んでいる内に紗耶香はドアを開けさっさと出ていった。

一人取り残された尚人は静まり帰った紗耶香の部屋で自分の体を見つめる。

長野で育ったせいか日に焼けず真っ白に近い貧弱な体だ。

胸板も薄い。紗耶香の他の男友達と戦ったら1分持たないだろう。

どうしようもなく自分が惨めになった尚人はうなだれたまま服を着た。

紗耶香が和歌山に帰ったらどうやって生きていけばいいのか? 自分にはもう紗耶香しか居ないのだ。

彼女無しでは気が狂いそうだった。